レストアと言う意味は「復元」とか「修復」ですが、一口にレストアと言っても、その作業は数種類の職業の熟達した技術が必要になります。
板金屋、塗装屋、内装屋、電装屋、整備屋?内燃機屋などなど。
一般的にレストア済みと言うと、内外装が綺麗になっている事と思われがちですが、実はもっともっと奥は深いものです。内外装のレストアに関しては、フルオーダーのページに詳しく書いてありますので、このコーナーではフルレストアだけではなく、部品などの細かいレストアや、部分的なボディ・レストアを細かくご紹介する事にしましょう。

フルレストレーション

文字通り「全部を修復する」と言う事です。しかし鉄を溶かして部品から造り直す訳ではありませんから、やはりその素材となるVWの良し悪しによって作業内容がまったく異なる場合もあります。
フルオーダーの作業内容とほぼ同じですので、詳しくはフルオーダーのページをご覧ください。

作業の詳細はこちらをご覧ください




ボディ部分レストレーション
ロッカーパネルレストレーション

古いVWすべてのウィークポイント、ロッカーパネルの腐食を修復しました。前輪で跳ねた石、泥などの小さな傷から始まって、最終的にはロッカーが腐食してしまいます。
完全に穴の開いてしまったパネルは修正できませんので、大きく切開してから内側の防錆処理をして、新しいパネルに張り替えます。ここではカルマンギアのロッカーパネルレストレーションの施工例をお見せいたします。

カルマンギアの作業詳細はこちらをご覧ください

ワーゲンバスの作業詳細はこちらをご覧ください
ワーゲンバス(タイプ2)フロントエプロン&ノーズパネルの張替え

T-2に多く見られる傷みが、このフロントエプロンの周りです。
ヘッドライトの下に塗装の浮きがあると要注意、下地を出すと穴が・・・
この場合も最悪はパネルの交換が必要になります。
ここではノーズマスク&フロントエプロンの交換の過程をご紹介いたします。

作業の詳細はこちらをご覧ください
ワーゲンバス(レイトモデル)のフロントウィンドウ周りのレストア

1967年型以前のアーリーモデルのワーゲンバスにももちろんありますが、1968年型以降のレイトモデルに多いのがこのフロントウィンドウ下の痛みです。表面の錆だけでしたら、剥離後にサンドブラスターで下処理すればOKなのですが、このように穴の開いたパネルはまたまた切開するしかありません。車の錆は「ガン」と一緒で、残しておくと転移?します。キッチリ直すのでしたら新しいパネルに変えるほかありません。

作業の詳細はこちらをご覧ください

◆パーツレストレーション
電気系パーツレストレーション

レストアとはボディーを修正するだけではなく、このワイパーモーターなどのオーバーホールも重要なレストアの一部とお考えください。
一見焼きついてしまったように見えるモーターも、きちんとオーバーホールすると蘇ってくれます。またモーターだけでなくその他電気系パーツのレストアも承っております。
ステアリングレストレーション

バスのステアリングに限らず、古いVWのステアリングは樹脂のために表面に亀裂が出てしまいます。最近リプロダクションのステアリングも出ていますが、やはり「純正」のステアリングがいいという方には、このように修正する事も出来ますので、ご覧ください。

作業の詳細はこちらをご覧ください
アクセサリーパーツレストレーション

ビンテージVWのインテリアや外装のモール類は、材質がムクのアルミのために酸化して白く艶が引いている事があります。「ピカール」でいくら磨いても光らない・・・と諦めていませんか?
ここではそんなアルミの光らせ方をご紹介しましょう!